始業・終業とHACCPの記録
ホームには、レシピ、新規レシピ、棚卸、ミーティング、始業、終業、計算、自分の作業 のボタンがあります。この部では 始業 と 終業 を扱います。どちらもHACCPのページが開きます。

3.1始業チェック
醸造所を開けるときに、毎日確認する項目です。たとえば、乾燥ラックを空にする、酵母バケツを洗浄する、スタッフ全員の体調に問題がないことを確認する、などです。これらはHACCP記録の一部です。
リストを変更するには、管理者が リストを編集 を押します。項目の追加、削除、並べ替えが自由にできます。
仕込み終了時の清掃リストは、終業チェックにだけ表示され、始業チェックには表示されません。
3.2終業チェック
終業も同じです。毎日の終業チェックのリストと、醸造日にブリュワーが行う 仕込み終了 — 清掃 のリストがあります(清掃リストには、レシピの 醸造日 タブでチェックを入れます)。
3.3週次の確認
一番下に、週次の確認欄があります。HACCPでは、これらがすべて実施されたことを、毎週、別の人が確認する必要があります。
週次の確認が済んでいないと、ホワイトボードの その他 欄に「今週のHACCP記録の確認がまだです」と表示されます。マネージャーがここでその週の確認を済ませるまで、表示は消えません。
3.3b チェックが「否」だったとき
「否」と記録されたチェックは、HACCPページに赤い枠で、否の項目 — 改善措置が必要 として表示されます。それを押して、対応した内容を入力します。フォームには自社のHACCP計画で決めている対応が表示されるので、実際に行ったことを書き込みます。記録は2年間保管します。
同じチェックを後から「良」にすると(直して再確認した場合)、その否の項目は赤い枠から消えます。削除されるわけではなく、「否」と「良」の両方が記録一覧と印刷に残ります。「否」を間違えて押した場合は、取り消し(Un-tick) で取り消すのが確実です。
製品の取り扱い は、その不適合が影響した可能性のあるビールについてだけです。次のうちから1つ選びます。
- 製品への影響なし: その不適合は、どのビールにも影響しなかった。
- 保留 — 出荷停止: 問題ないと確信できるまで、そのビールを止めておく。
- 再処理: ビールを手直しして、そのまま出荷した。
- 確認のうえ出荷: ビールを確認し、問題がなかったので、通常どおり出荷した。
- 廃棄: ビールを廃棄した。
ビールのパッケージングタブにある廃棄ボタン(亡失・腐敗届出書 を参照)は、この質問なしで同じ記録を使います。廃棄という事実が、すでに答えになっているためです。
一度提出した記録は、編集も削除もできません。間違えた場合は、もう一度提出してください。
3.4記録
HACCPの記録を求められたときは、記録 を開いて月を選びます。始業チェックと終業チェックで確認したすべての項目、そのほかのHACCPチェックすべて、各細菌検査(送付した日と結果が戻った日)、各ATPふき取り検査の結果が表示されます。印刷 を押すと印刷できます。記録は全員が見られますが、ここで変更できる人はいません。
表示 では、設備を選びます。すべてのファーメンター、すべてのブライトタンク、醸造設備、缶詰め機、醸造所全体です。特定のビールの記録を見るには、その横の入力欄にビールの名前を入力します。例: 「Salt Furrow」と入力すると、そのビールのパッケージングのチェックと細菌検査だけが表示されます。
廃棄されたビールの行の末尾には、亡失・腐敗届出書を印刷 があります。これを押すと、提出した日と同じ記入内容で 亡失・腐敗届出書(CC1-5613)をもう一度印刷できます。紙をなくしたときや、税務署から再度の提出を求められたときに使います。
3.4b 検査結果
検査結果には専用のタブがあるので、1か月分の記録をスクロールして探す必要はありません。その中に、さらに2つのタブがあります。
- 缶詰め細菌検査: すべての細菌検査を新しい順に、グラフ付きで表示します。ビールのパッケージングタブで 送付 を押し(パッケージング を参照)、検査機関から回答が来たら、ここに結果を入力して 保存 を押します。すでにクローズしたビールでも使えるので、ビールの画面に戻る必要はありません。
- タンクふき取り (ATP): 洗浄の後、タンクをふき取り、測定器で読み取ります。タンクと日付を選び、表示された数値(RLU)を入力してから、測定器のガイドに従って 良 か 否 を押します。ふき取り検査の結果 の下でタンクを1つ選ぶと、そのタンクのグラフだけが表示されます。「否」のふき取りは赤で表示されます。
3.5HACCP計画
計画 を押すと、醸造日、洗浄(CIP)、パッケージング(缶詰めとケグ詰め)それぞれのHACCP計画と、その下に 一般衛生管理計画 が表示されます。それぞれに この計画を印刷 があり、行政機関や大口のお客様向けに使えます。印刷物には、印刷した日付が入ります。